それ、書いてあるのに…了承してないユーザーたち
皆様のお店では、ページやメールでちゃんとご案内しているのに、「見てない」「知らない」とクレームになることはありませんか?
今回は、必ずご覧いただきたい案内を、必ずご覧いただく為の対策について、考えてみたいと思います。
なぜ、ユーザーは見ないのか?読み飛ばすのか?
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特に力を入れて販売したい商品ページは、大きく作り込んだロングページであることが多いと思います。
情報が多いと、購買者意欲をより刺激することも出来ますが、逆に、邪魔だと思われるユーザーもいらっしゃるかもしれません。
ユーザーが大事な情報を読み飛ばしてしまう理由は、大きく分けて3つあると思います。
1.ページが長くて買い物かごまでが遠い。
2.説明文が単調で全部読む気にならない。
3.とにかく面倒くさい。早く買い物を済ませたい。
これらの理由に対して、どんな対策をしていくと良いでしょうか?
1 | 「ページが長くて買い物かごまでが遠い。」への対策 |
全部読まずに、注文ボタンまでドバっとスクロールしてしまう方は多いと思います。
楽天市場のPC画面だと、常時、ブラウザの右側に注文ボタンが常時表示されているので、スクロールもせずに、すぐ注文してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合、ページの一番上や、商品名の頭で、読んでいただきたい内容を書いておくのはいかがでしょうか?
長い商品紹介の一番上に、大きめの目立つ表現で
「こちらの商品は、訳あり条件をご了承いただいたお客様だけへの特価価格です。
必ず“ご注文前にお読みください”の内容をご確認の上、ご注文ください。」
のような表示がされていたらいかがでしょうか?
また、商品名の頭に「【条件必読】」のような文言を入れておくと、検索画面で商品を探したユーザーも「読まなければいけない条件がある」のだと認識した上でアクセスしていただけるかもしれません。
2 | 「説明文が単調で全部読む気にならない。」への対策 |
画像で派手に作り込んだページを想像してみましょう。
最初から最後まで、写真や大きい文字のキャッチコピーが派手だと、絵的な部分ばかり目に入って、読んでもらいたい文章を飛ばされてしまうかもしれません。デザイン力のある店舗様程、陥りやすいのではないでしょうか?
このような場合、例えば、絶対に読んでほしい部分のタイトルだけ、アニメーションGIFで点滅させてみるのはいかがでしょうか?
全体的に派手な印象のページでも、全体の中で1ヶ所だけの点滅は、目を引くと思います。
また、テキスト表現の方が、説明文は単調になりがちです。
どうしても読んで頂きたい部分は、文字の色・サイズにメリハリをつけて、明確な差別化をすると良いと思います。
3 | 「とにかく面倒くさい。早く買い物を済ませたい。」への対策 |
とにかく、説明文も読みたくないし、メールを開きもしないというユーザーも、いらっしゃいます。
この場合は、項目選択肢(オプション)機能を使って、重要事項の質問形式を項目名にして、選択肢を「了承した」と選択した上で、ご購入いただく方法をとってはいかがでしょうか?
「ご購入条件を読んで」→「了承した」を選択
「お届けに○日掛かります」→「了承した」を選択
「一度に4個以上の購入時は宅配便送料を加算」→「了承した」
のような具合で、お客様が確認・選択した上で購入したということを、証拠としても残しておけますね。
3パターンに分けて、対策を紹介してみました。
活用いただける内容がありましたら、是非取り入れてみてください。