「今のネットショップでは、集客が難しいので、大手モールに出店したい」
「今のネットショップは、毎月の費用負担が大きいので、自社サイトに切り替えたい」
「他モールにももっと出店して、売上を大きくしたい」
等、既にネットショップ運営をしている店舗様では、プラットフォームをどうするか、ご検討いただくこともあるかと思います。
その時、こんなことも同時に考えませんか?
「また、1から商品登録するのが面倒だな」
「新規出店するには、またお金が掛かりそうだな」
「複数店舗の運営をすると、受注や問合せ対応も倍々に増える?!」
やりたいことはいろいろあっても、現実的にどんな方法で、どんな予算で、誰がやるのか・・・考えると、せっかく「やりたい!」と思ったことを、躊躇したり、中止したりしてしまうこともありますよね?
もちろん、新たにお店を出す時には、また最初から作る必要があります。
しかし、完全なゼロから作らなくても、元々ネットショップがあるのなら、そのデータを活用することは出来ますよね?
データを移行しよう!
既存のショップがあるのなら、トップページや商品データを「移行」出来るかもしれません。
引っ越し先のモールやASPの仕様により、出来ることと出来ないことがありますが、既存のデータを活用して、「ゼロから」よりもちょっと“楽”して出店することを考えてみましょう。
もちろん、新たなモールやASPの仕様・書式等に合わせた加工や調整が必要なので、簡単なことではないかもしれません。
しかし、様々なサービスを活用することで、想像しているよりも簡単に出来るかもしれませんよ。
どんなサービスがあるの?
商品情報をデータベースで管理して、楽天用・ヤフー用・Wowma用等、様々な形式に書き出してくれるシステムもあります。
但し、ある程度自動化されたものなので、完全に上手くいく保証は無いと思います。
元々のデータがシンプルなものであれば、そういったシステムの機能だけで上手く移行が出来るかもしれません。
説明文の中に、複雑なHTMLやCSSが書いてあると、システムの機能だけでは上手く移行出来ないかもしれません。例えば、レイアウトが崩れたり、元のページとは異なる表示になる場合があるかもしれないということです。
ある程度はシステムを活用して、簡単に直せなかったページだけを手作業で直したり、外注業者に依頼することを検討しても良いと思います。
受注処理や在庫についても、同様に、複数ショップを同時管理するシステムが販売されています。
全ての受注データをシステムに取り込み、どのお店からのデータなのかを自動判別して該当のサンクスメールを自動的に送信したり、売れた商品の個数を自動計算して各ショップの在庫データを同期したり。
イレギュラーなご注文の場合は自動処理を進ませずにストップする様な設定が出来たり、システムによって、便利な機能がいろいろ搭載されています。
楽天ではサービススクエア、ヤフーではYahoo!JAPANコマースパートナーマーケットプレイスといった、各モールでシステム会社やツールをご紹介しているコンテンツがあるので、まずはのぞいてみてはいかがでしょうか。