ネットショップ新聞 2019/5/30号

簡単HTML講座!初級編からフローティングバナー設置まで!

 

こんにちは!
アイ・オーダーの近藤でございます。
 
もうすぐ6月が始まりますね。
6月になると「もう1年の半分?!」と、毎年もれなく驚きます。
 
8月に山の日が制定されてから、6月は一年間で唯一、祝日の無い月になりました。
営業日が多く、楽天市場では大型イベントが開催される6月。
店長様にとっては、頑張り時の月ですね!
 

1 簡単HTML講座!ベテラン店長様も復習しませんか?

●初めてネットショップをオープンした店長様
●ずっと外注に任せていてページ編集方法がわからない店長様
●HTMLって何から勉強したらいいの?とお思いの店長様

 
トップページを丸ごと作ろうと思うと大掛かりなことになりますが、今あるページの編集であれば、それほど難しいことではありません。
今回は、簡単なHTMLについてご紹介してまいります。

1) BR 改行タグ
「こんにちは。店長の近藤です。」
この文章をこのまま書けば、ページ上に表示されるのも「こんにちは。店長の近藤です。」の様に表示されます。
 
しかし、「こんにちは。<BR>店長の近藤です。」このように、前の文の後ろに<BR>タグを記入すると
 
「こんにちは。
店長の近藤です。」

 
このように、<BR>を記入した部分で改行されることになります。
 
2) IMG 画像挿入タグ
楽天市場の場合、画像をR-Cabinetに登録します。
登録した画像の部分にある「画像URLコピー」のボタンをクリックし、
 
<IMG src=”https://image.rakuten.co.jp/店舗URL/cabinet/ファイル名.jpg”>
 
このように <IMG src=”ここに画像ファイル名を記入”>
“”の間に画像ファイル名をペーストすると、画像挿入が出来ます。
 

 
これを応用して <IMG src=”画像ファイル名” width=”800″ height=”400″>
このように書くと、幅800px、高さ400pxのサイズ指定が出来ます。
 
同じ画像を、縮小して載せたい場合、
<IMG src=”画像ファイル名” width=”400″>
このようにwidthだけ数値を書いて、heightを未記入にすると、幅サイズに合わせて自動的に高さ調整を行います。
 
しかし、同じファイルを
<IMG src=”画像ファイル名” width=”400″ height=”400″>
このように書くと、本来、幅800px・高さ400pxの画像を、強制的に400px×400pxの正方形で表示させることになる為、画像が縦に無理やり伸ばしたような表示になってしまいます。
 
3) BR と IMG を混合する
<IMG src=”□の画像.jpg”><IMG src=”□の画像.jpg”>
このようにIMGタグを続けて記述すると、2つの画像が □□ の状態で並んで表示されます。
 

 
これに<BR>を追加すると
<IMG src=”□の画像.jpg”><BR>
<IMG src=”□の画像.jpg”>
 


 
このように縦に並んで表示されることになります。
上の□の画像の底辺と、下の□の画像の上辺は、ピッタリくっついて表示されるので、画像の間にすき間を空けたい時は、
 
<IMG src=”□の画像.jpg”><BR><BR>
<IMG src=”□の画像.jpg”>
 

 

 
このように<BR>を2回記入すれば、上の□の画像を改行した後、さらにもう1個改行してから、下の□の画像を表示することになるので、上下の画像の間に間隔を空けることが出来ます。
 
4) A リンクタグ
文字や画像をクリックしたら、別のページに移動するようにしたい時は、リンクタグを記入します。
 
例)文字からリンクさせたい場合
お問い合わせは<A href=”移動先のURL”>こちら</A>をクリック!
「お問い合わせはこちらをクリック!」
 
例)画像からリンクさせたい場合
<A href=”移動先のURL”><IMG src=”画像ファイル名”></A>

 
リンクタグを書く時は、最後にAを閉じるタグ</A>が必要です。
閉じるタグを書いておかないと、リンクを指示した状態が、ずっと続いてしまうので、クリックさせたい範囲を決めて、その範囲の前と後ろで挟むようにして記述します。
 
5) 簡単な文字装飾
いくつか簡単な文字装飾をご紹介します。
 
●太字 <b>~</b>
<b>~</b> このタグの間に文字を記入すると、太字で表現されます。
 
●下線 <u>~</u>
<u>~</u> このタグの間に文字を記入すると、下線が表示されます。
 
●斜体 <i>~</i>
<i>~</i> このタグの間に文字を記入すると、斜体で表示されます。
 
●太字・下線・斜体の合わせ技
タグを閉じる時は、必ず<1><2><3>の順番で開いたものを</3></2></1>の順番で閉じなければいけません。
<b><u><i>太字・下線・斜体</i></u></b>
 
これらが“超基本的”なHTMLのタグです。
既に出来ているページの編集は、文言編集と、BR、IMG、Aのタグがご理解いただいていれば、いろいろ触っていただけると思います。基礎が解ると、応用もしやすくなります。
 
2 やりたかった!画面左側に縦長バナーの連続表示!!等

続いて、ご紹介するのは、「うちのお店でもやってみたかった!」の設置方法をご案内します。

1) 画面左側に縦長バナーの連続表示
以下のソース <style ~ </style> をコピーしてください。
例えば、楽天市場の全ページ(RMS仕様のみ)に表示したい場合は、デザイン設定のヘッダーに挿入すると良いと思います。
 
<style type=text/css>
<!–
body {
background-image:url(画像ファイル名); /* 画像ファイル名を書き変え */
background-repeat:repeat-y;
background-position:0%;
}
–>
</style>

 
既に今のページに <style ~ </style> が書いてある場合は、body ~
最後の }までをコピーして、元々ある<style ~ </style> の間に貼り付ければOKです。
あまり幅広の画像を使用すると、メインのコンテンツの邪魔になるので、縦長サイズのものをご用意いただくと良いと思います。
 
body はページ全体に対して指示を出すので、このソースが書いてあるページは、一番上から一番下まで指定した画像が左端に連続表示されます。
 
2) 固定表示したまま動かないバナー
ページをスクロールしても、固定の場所で表示して動かないバナーを見かけたことはありませんか?
これを「フローティングバナー」と呼びます。
 
幅100px×高さ200pxのバナーをご用意いただいたと仮定します。
以下をコピーしてご利用ください。
 
<div style=”width:100px; height:200px; position:fixed; left:0; top:100px; z-index:9999999999;”>
<a href=”リンク先のURL”>
<img src=”画像ファイル名” width=”100″ height=”200″ style=”border:none;”>
</a></div>

 
「top:100px;」の部分は、楽天市場の場合、楽天の既定コンテンツを隠してはいけないルールがあるので、上から100pxの位置に表示するという意味です。
既定コンテンツが大きい場合は、こちらの数字を調整して、隠してしまわない様に注意してください。
 
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